生成AI時代のクレデンシャルとパーミッション設計 — Claude Code を起点に
Claude Code を題材に、AI に渡すクレデンシャル(持つもの)とパーミッション(できること)をペアで設計する方法を解説する。settings.json の allow / deny、hooks、Sandbox とコンテナによる隔離、シークレットの集中管理、MCP 経由の外部連携、チーム共有設定、監査とインシデント対応までを扱う。セキュリティを人間の都度確認ではなく事前設計で確保する立場で書いている。
書誌情報
| 判型 | A5 |
|---|---|
| ページ数 | 156 ページ |
| 発行 | 2026-08-21(初版第1刷) |
| 役割 | 単著 |
目次
14 項- 前書き
- 第1章 Claude Code のクレデンシャル × パーミッション地図
- 第2章 パーミッション設計 — settings.json・hooks・CLAUDE.md
- 第3章 隔離戦略 — Sandbox・コンテナ・機微ファイル
- 第4章 API 経路と AWS 連携
- 第5章 シークレット集中管理 — AI に渡す/渡さない設計
- 第6章 外部リソース連携 — MCP と外部サイト参照
- 第7章 チームで扱う — テンプレ化と共有
- 第8章 セキュリティと監査
- 付録 A 個人/チーム/業務向け settings.json テンプレ集
- 付録 B .mcp.json テンプレ集 + ガイドライン文書テンプレ
- 付録 C Claude Code × AWS Bedrock 設定レシピ
- 付録 D 参考: 関係する業界フレーム
- 後書き
対象読者
- Claude Code を使う、または使い始めるエンジニア全般(個人運用とチーム運用の両方)
- 許可プロンプトにほぼ承認を返している状態から抜け出したい人
- 組織で Claude Code を導入するプラットフォーム/セキュリティエンジニア
- Claude Code から呼ぶ MCP サーバを開発する人
- Claude Code から AWS を触る運用に踏み出す人
- 前提知識はコマンドラインに慣れていること。IAM の事前知識は前提にしない
この本が扱わないこと
- IAM の基礎(ユーザー・ロール・ポリシー設計)、一時クレデンシャルの機構、ポリシー評価ロジック
- AWS Organizations と SCP・RCP、IAM Identity Center の設計側全般
- サーバ側のエージェントフレームワーク(Bedrock AgentCore、LangChain、LangGraph)
- Cursor・GitHub Copilot・Codex CLI・Gemini CLI など他の IDE/CLI エージェントの詳細
- CI/CD で Claude Code を非対話実行する構成の詳細
- プロンプトエンジニアリング全般と、Anthropic/OpenAI SDK の使い方
- subagent とマルチエージェント構成
- 品質や効率を上げるためのハーネス設計(本書はセキュリティ・隔離・クレデンシャルの軸に絞る)
シリーズ内の位置づけ
『AWSの薄い本』シリーズとは別系列の新しい書目で、AI エージェント側のクレデンシャルとパーミッション設計を主題にした1冊目。扱う対象は Claude Code とその周辺で、IAM 自体の基礎と一時クレデンシャルの機構そのものは本書の対象外になる。